庵野秀明監督による劇場用新作アニメ、そして制作スタジオ「カラー」とは?: 序破急

庵野秀明の劇場用新作アニメはタイトルは何か? 制作スタジオ「カラー」とは何なのか? 憶測と妄想

数日遅れましたが、庵野秀明監督による「劇場用」新作アニメーションの制作が発表されました。作品名、作品のジャンル、メインスタッフ等の詳しい情報は明らかになっていませんが、制作スタジオ名は「カラー」となっています。

さて、重要なのは実写ではなく「アニメ」であるというところです。「Re:キューティーハニー」以来のアニメ作品、劇場用アニメとしては9年前の「THE END OF EVANGELION」以来の作品となります。これは期待せずにはいられないと言うものです。

以下は、憶測と個人的に希望による妄想です。

制作スタジオ「カラー」とは?

これまでの庵野監督によるアニメ作品は、主に「ガイナックス」で制作されてきた。しかし、今回は「カラー」というスタジオでの制作と発表されている。あくまで単純な仮説となってしまうが、「カラー」とは新しく作られた、庵野氏の個人スタジオではないだろうか。山賀博之氏もガイナックス社屋の外に個人事務所を持っていたそうなので(今もあるかどうかは不明)、可能性は高いと思われる。

「カラー」の公式サイトも既に存在する。庵野秀明公式WebサイトSTAFF募集ページに掲載されたメールアドレスから http://khara.co.jp/ というURLにアクセスしてみたところ「準備中」と表示されるサイトの存在を確認。「カラー」のスペルは「Color」ではなく「Khara」。colorだと思って、適当にアドレスを推測してサイトを探していたが、見つからないわけだ…。

JPドメイン名登録情報検索サービス !JP WHOISで khara.co.jp を検索すると、

a. [ドメイン名] KHARA.CO.JP
e. [そしきめい] かぶしきがいしゃ からー
f. [組織名] 株式会社カラー
g. [Organization] Khara corporation
k. [組織種別] 株式会社
l. [Organization Type] Company
m. [登録担当者] IT2113JP
n. [技術連絡担当者] IT2113JP
p. [ネームサーバ] ns30a.wh2.ocn.ne.jp
p. [ネームサーバ] ns30b.wh2.ocn.ne.jp
[状態] Connected (2007/07/31)
[登録年月日] 2006/07/11
[接続年月日] 2006/07/12
[最終更新] 2006/07/12 11:17:55 (JST)

という結果が出た。

登録担当者と技術連絡担当者の名前は、映画「茶の味」や「ナイスの森」に出演した「轟木一騎(とどろき いっき)」となっている。前述の映画には庵野氏も出演しており、繋がりは充分に考えられる。どういった経緯で登録担当者と技術連絡担当者の項目に「轟木一騎」の名前が載っているのか、憶測のしようもないが、少なくとも新スタジオの立ち上げにどういった形かで関わったことは、間違いない。

また、以前このサイトで紹介した「ガイナックスの会社概要からなくなった、取締役「庵野秀明」の名前」の件も、個人スタジオ立ち上げを裏付けているのではないだろうか。個人スタジオ立ち上げのために、ガイナックスの取締役を辞めたと考えれば、わりと自然。

制作される作品は?

制作スタジオ以上に気になるのは、もちろん作品だ。おそらく、世間一般的にも収益的にも「新世紀エヴァンゲリオン」の新作が最も期待されていることだろうと思う。「エヴァ」の新作である可能性を示す証拠は、GAINAX NET内の新世紀エヴァンゲリオンページのCopyright表示にある。これまでは「©GAINAX/Project Eva・テレビ東京」となっていたはずだが、現在は「©GAINAX・カラー/Project Eva」と、「カラー」が追加されている。全くもって憶測の域を脱せないわけだが。宮崎駿氏の個人事務所「二馬力」のように、「カラー」は庵野作品の著作権関連の管理を行っているから表示されている可能性も、充分にある。

仮に「エヴァ」の新作が制作される場合、「エヴァ」の続編新作、あるいは続編ではない新作のどちらか。「THE END OF EVANGELION」のラストから続編を作るのは難しいと思われるので、後者の可能性が高い気がする。

「エヴァ」以外の作品の可能性もある。むしろ、そちらの可能性の方が高い。しかし、完全に無から作り出されるオリジナル作品の可能性は、近年の庵野作品の傾向からいって、少ないように思う。「THE END OF EVANGELION」以降、「ラブ&ポップ」、「彼氏彼女の事情」、「式日」、「流星課長」、「キューティーハニー」など、全ては原作が存在し、それに基づいて作られた作品だ。「エヴァ」以外の作品の場合、原作が存在する作品のアニメ化ではないだろうか。

以上のことから制作される作品はおそらく、

  1. 「新世紀エヴァンゲリオン」の正式な続編
  2. 「新世紀エヴァンゲリオン」の続編ではない新作(外伝?)
  3. 庵野秀明原作による、オリジナル作品
  4. 庵野秀明以外の原作による、オリジナル作品
  5. 既に存在する小説や漫画等をアニメ化した作品

などの、どれかだろう。エヴァファンとしては1か2を希望するが、庵野秀明ファンとしては3を希望する。

最後に

庵野氏の新作を知り、興奮気味に思いついたことを次々と書いてしまったため、全体のまとまりに欠けてしまった。また、個人的希望も織り交ぜつつの憶測になってしまっている部分もあることを了承して頂きたいと思う。

最後にベタだが、とにかく期待したいという言葉で締めくくりたい。。

何か新しい情報が出次第、紹介していきたいと思います。

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記事に対するコメント (8件)

  1. 通りすがり (投稿: 2006年08月06日 11時14分)

    税金対策用の会社じゃないでしょうか。

  2. ハイム (投稿: 2006年08月06日 15時32分)

    あまりそういう考え方はしたくないですね…(;´д`)

  3. 匿名 (投稿: 2006年08月10日 22時26分)

    トップをねらえ!の件とは別なんでしょうかねぇ?

  4. ハイム (投稿: 2006年08月11日 22時21分)

    あくまでも予想で申し訳ないんですが、別だと思います。
    おそらく「トップをねらえ!」に関しては庵野氏は監修をし、絵コンテ・脚本に関わる程度でしょう。
    監督は「トップをねらえ2!」と同じく、鶴巻和哉氏が担当するのではないでしょうか。

  5. yamato (投稿: 2006年08月20日 04時43分)

    個人的には、監督には、またロボットアニメを作って欲しいですね。

  6. ハイム (投稿: 2006年08月20日 22時06分)

    完全新作オリジナルのロボットは、いつか作って欲しいですね。
    「エヴァ」路線で作ると「エヴァ」以上のものは無理でしょうから、「トップ!」路線の、SF・熱血系でやって欲しいなぁ。

  7. 匿名 (投稿: 2006年09月06日 22時05分)

    トップを狙えには、カラーの著作権が無いのにどうしてエヴァだけに表示がついてるんですかね?

  8. ハイム (投稿: 2006年09月06日 23時06分)

    まず、「カラー」を庵野氏の個人スタジオだと仮定します。庵野氏が著作権を有する作品のコピーライト表示には「カラー」が入っていると考えられます。

    「エヴァ」は庵野氏が原作なので「カラー」の表示があります。
    それに対して「トップ」の原作は岡田斗司夫氏。しかし、コピーライト表示に岡田氏の名前はありません。「トップ」のコピーライト表示には「GAINAX」とあるので、岡田氏と監督である庵野氏、他の関わったメインのスタッフは全て「GAINAX」という表示にまとめられていると考えられます。

    以上の事から、「トップ」にはカラーの表示がないと思われます。

    説明が分かりづらくてすみません。これで、分かりましたでしょうか?

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記事に対するトラックバック (1件)

  1. ぱんなこった (受信: 2006年08月07日 08時02分)
    庵野秀明プロジェクト(仮)

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