キングレコード・大月俊倫によって『エヴァ』キャラクターソングCDが発売されるのではないだろうか
いわゆる社会現象とまで言われるほど大ヒットした作品である、「新世紀エヴァンゲリオン」。出ていそうなものだが、「キャラクターソング」と呼ばれる商品は、発売されていない気がする。綾波レイの誕生日に発売された「EVANGELION THE BIRTHDAY OF Rei AYANAMI」はあるが、キャラクターソングというよりは、単なる企画アルバムと言える。
ヒット当時は、そういったアニメビジネスの形がなかったのもあるが、庵野氏の意向によるところもあると思う。「ふしぎの海のナディア」がヒットした時に、監督である庵野氏の一切関知しないところで、CD、小説等の関連商品が、どんどん発売されてしまったという。権利を持っていないガイナックス、庵野氏は文句を言えない、という状況に陥ってしまった。
その反省から庵野氏は、「エヴァ」制作時にプロデューサー・大月俊倫氏と、主要関連商品をコントロールできる約束をしたという。
庵野: エヴァん時は、それだけはちゃんとしようって思ってたんすよ。幸い大月さんがそれを許してくれたんで、だから、エヴァでようやく「小説は出しません」って言えるようになって、CDもだし、挙句の果てには、これでもう終わりです、って言えるんですよ。ナディアみたいに「ボックス出すから」みたいのはないですよね、これで。そう言うコントロールも、ようやくこちらで出来るようになって。
(同人誌「orichalcum02 スペルマぬるぬる副艦長」 庵野秀明インタビューより)
しかし、10年を経て状況は変わった。「ハッピー☆マテリアル」や、比較的記憶に新しい「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング」など、売れたキャラクターソングの先例ができてしまっている。「エヴァ」という、そのネームバリューだけで売れる可能性が高い作品を、見逃すわけがない。さらに、「ハッピー☆マテリアル」の12ヶ月連続リリースには、大月俊倫氏が関わっていた。
─今回のキャラCDですが、最初はどこからどんなお話があったんですか?
2003年のいつだったか、スタチャの大月Pから企画の申し入れがあって、CDを毎月1枚、12枚連続で出すんだ、と(笑)。それで俺は「いくら何でも無謀すぎる(^^;)」と反対したんだけど、どうやら某社が何枚もの“テニプリCD”を出して大成功したらしくて、それに対抗した企画らしいのね。で、大月さんの意思が固くて、結局俺も折れたわけ。でもアニプリと違って、こちらはアニメでもなんでもないし…。
(同人誌「ネギまの動く城」 赤松健インタビューより)
さすがに12ヶ月連続リリースなどの無茶な企画はやらないだろうけれど、新劇場版の制作が発表された「エヴァ」でも、キャラクターソングCDを発売する可能性は、充分にある。
作品から離れ、良い意味でも悪い意味でも独立してしまったと言える「綾波レイ」、「惣流・アスカ・ラングレー」、「渚カヲル」などの人気キャラは、キャラクターソングを出すにはうってつけの存在。大月氏ならばやりかねない(笑)。
あくまで「キャラクターソングCD」が発売されるんじゃないか?という個人的な予想だが、実現率は高いのではないか、と思っている。
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