少年エース 2007年2月号 感想: 序破急

少年エース 2007年2月号掲載 『新世紀エヴァンゲリオン』、『未来日記』の感想

2日遅れで購入。既に2007年2月号、本当に感覚が狂う。

今月号は感想を書き難かった。エースで読んでいる作品は「新世紀エヴァンゲリオン」、「未来日記」、「NHKにようこそ!」、「涼宮ハルヒの憂鬱」、「ケロロ軍曹」なのだが、「NHK」と「ケロロ」は特に書くべきことがないので除外、「ハルヒ」は基本的に原作通りの原作以下なので気が向いた時に、としている。今回の「エヴァ」は書くことがほとんどなく、「未来日記」のみまともに書くことができた。感想を書く意味があるのだろうか、とも思う。

「新世紀エヴァンゲリオン」 STAGE.76 最後の敵

扉絵には武器を持った“戦略自衛隊”の隊員らしき人物が描かれる。いよいよ本当に、劇場版「THE END OF EVANGELION」に突入してしまったようだ。マンガ版オリジナルの展開になって欲しいと思っていたが、結局アニメ版と同じ道を辿るのだろうか。分かり易くはなるだろうが、残念だ。

今回は特に感想を書くべき点が見当たらない内容だった。髪をバサッとほどき、通話しつつ歩いて行くミサトさんは格好良かった。他は特になく、劇場版と同じ。“焼き直し”という一言で片付けられてしまう、そんな内容だけにはならないことを切に願う。

以下は、目次ページの貞本氏のコメント。

2007年はエヴァ新劇場版やその他の仕事もありますが引き続きよろしくお願いします。

(少年エース 2007年2月号より)

次号予告によると来月号にはきちんと載るが、その後が非常に心配だ。11巻発売はいつになるやら。

「未来日記」 Diary12: 2日目(セカンドデイズ)/疑惑のtoybox

まずはカラーで描かれた扉絵。ハサミを開いて持ち、明らかに異常な由乃、それを引き立てるアオリ文我妻由乃 その者、頭脳明晰、容姿端麗にして、 ストーカー也の組み合わせが、物凄く良い。少年エースの連載作品に付けられたアオリ文はあまり面白くないと思っていたが、これは良い。

雨流みねねの現状を描きつつ、来須圭悟とのメールのやり取りを通して、雪輝たちの現在の状況を文章で伝えている手法は上手いと思う。現状の説明をメールの文章で伝えているため、やや説明的になってしまっている感もあるが。またメールをやり取りで状況説明をしているだけでなく、本来は敵同士であるのに“なぜ情報をわざわざ漏らしているのか”という疑惑も生じさせた。あまり動きはなかったが、現状をある意味の“あらすじ”的に説明する開始数ページは良かった。

日記が見つからないのであれば殺した方が早いと主張する由乃は、ハンマーを持ち、家の中で豊穣礼佑を追い始める。途中、誤って雪輝の母親をハンマーで殴って気絶させてしまうが、それを意に介さず追い続ける。これまでより一層異常性が際立って見えた。

説得する雪輝に対して、ひたすらゴメンなさい ユッキーと繰り返す由乃の描写までは良かったと思う。しかしながら、精神統一をする描写に始まる一連のシーンは不可解。これまで、由乃が“他人に成りきって、その考えを読む”といった描写はあっただろうか。唐突過ぎる気がする。

序盤は非常に良かったが、後に行くに従ってだんだん普段の水準以下になっていったように思う。煙の中で対峙する由乃と礼佑で終わり、次回では戦闘に突入なのだろうか。青酸ガスを吸い込んでしまった雪輝がどうやって助かるのかも含め、楽しみだ。

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記事に対するコメント (2件)

  1. ぽむ (投稿: 2006年12月27日 21時08分)

    正直、僕は補完後にしか期待してないです
    まだオリジナルを期待する場面じゃないかと
    あと量産機戦でアスカには死んで欲しくないです
    ラストはEOEの「気持ち悪い」
    直後にシンジがLCLに・・・・
    これでも十分にスッキリです

  2. ハイム (投稿: 2006年12月27日 21時57分)

    現状のままだと、ただ庵野版エヴァを“マンガに焼き直し”しているだけになってしまうので、ひとつの独立したマンガ作品としてのオリジナル展開を期待したいです。

    アスカにむごい死に方はして欲しくないですが、戦自、量産機との戦闘は格好良いので是非描いて欲しいと思います。

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