庵野秀明はフィルムで語る - 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」 感想: 序破急

初日初回、新宿ミラノ1で鑑賞後の感想

午前6時頃

スタジオカラー設立、「REBUILD OF EVANGELION」制作発表から1年、ついに公開初日を迎えた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を新宿ミラノ1で観てきた。早朝から凄い人だかりが出来ていた。

所信表明の結びの言葉に2007年初秋を、御期待下さい。とあったが“どうせ延期だろう”と思っていた。しかしまさか、本当に1年で作られてしまうなんて、まさに感無量!

以下、特にネタバレも無いけれど観ていない人は要注意

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」週末興行1位で登場

 9月1日に公開が始まった劇場アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が、公開最初の週末映画興行で他の大作映画を押さえて初登場1位となった。宣伝を担当する日活の発表によれば、9月1日、2日の2日間週末興行は、観客動員数23万6158人、興収は2億8000万円に達した。

[中略]

 9月1日、2日だけで、新宿ミラノ1の動員数は12500人、興収1500万円を越えている。全国的にも一館あたりの平均興収が300万円を越えるなど、ほとんどフル稼働状態になっている。

ライバルとなり得そうな映画は他に無かったように思うが、上記のような結果に。“語り過ぎた”旧作に対して今回は“あえて語らなかったこと”が功を奏したと言えそう。口コミ、インターネットなどで評判はどんどん伝わり、もしかしたら旧作以上のヒットも見込めるのではないだろうか。

映画上映開始から5分程で、自然と涙が流れていた。旧テレビシリーズの第1話、国連軍とサキエルの戦闘シーン。そして気付けば、上映中に5回以上は泣いていた。

こんな“エヴァンゲリオン”が観たかった、こんな“映画”が観たかった、という潜在的意識に呼応したのだろう。しかしそれでいて「エヴァンゲリオン」を感じさせない「エヴァンゲリオン」でもあるという、相反する性質も持つ。公開前に語られた“エヴァンゲリオン的手法の封印”だ。多くの枝を切り落とし、いくつかの枝と幹を残して“REBUILD”された「エヴァンゲリオン」は、何とも奇妙な映画となった。

今回の「序」で強く感じたのは、ストーリー展開、カット割、物や人の動き、その全てにおけるテンポの良さ。決して旧テレビシリーズのダイジェストには成り下がらない“映画”としてのテンポの良さを感じた。宇多田ヒカルの「Betuieful Wolrd」に載せたエンドロールを拝み、テレビシリーズを踏襲した次回予告で脱力させられるまで、一気に駆け抜け、観る者に爽快感を与える。多くの人が劇場を出る際に、爽やかそうな表情をしていたことからも読み取れる。

正直な話、およそ1年前に“エヴァンゲリオン再映画化”を知った時には愕然とした。一時、庵野秀明に失望したとも言える。オリジナルを作らないことへの苛立ちと、「エヴァンゲリオン」ファンとして純粋に感じたままには嬉しい、というジレンマに襲われた。

その決着の一端が「序」で見えた。まるで“何故、またエヴァンゲリオンなのか”というテーマについて、庵野秀明が何万字にも及ぶインタビューで語ったかのように、あるいは何時間ものトークショウで語ったかのように、映画から庵野秀明の“言葉”、“メッセージ”を感じ取ることができたように思う。一切の口を閉ざして沈黙し続けてきた庵野秀明が大熱弁を振るう、ほんの“導入部分”に過ぎないのだ。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観終わり、新宿の街を歩いていたが、現実世界の情報量の少ないことと言ったらない。本来ならばそんなことは有り得ないのだが、今日に限っては風景が、視界が、非常に寂しく思えてならない。

この作品は劇場で観るべきだと切に思う。ソフト化を待つのは勿体無い。お祭り的な雰囲気を、劇場でぜひ感じて欲しい。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」 関連雑誌
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記事に対するコメント (31件)

  1. HaL (投稿: 2007年09月01日 18時00分)

    私も今日劇場版を見てきました。

    どうも「エヴァらしさ」がかけているように見えたのですが、内容としてはとても良かったと思います。

    ただ気になることがあるのですが、シャムシェルが第五の使徒で、ラミエルが第六の使徒、というのは設定なのでしょうか・・・

    疑問がいくつか残りますが、最終的にはこんなものだと思います。

    次回、「:破」に期待です。

  2. ハイム (投稿: 2007年09月01日 18時10分)

    使徒は一つずれているんですかね。あと、ちゃんと12使徒になったみたいで何よりです(笑)。
    第一使徒アダム、第二使徒リリス、そして第四使徒サキエルとなると、もしかして第三使徒はリリン、つまり人類では? とか思っていますが、きっと当たらないでしょう。
    「破」は2008年春ぐらいという噂ですが、今から楽しみですね。

  3. (投稿: 2007年09月02日 01時16分)

    海が赤いのは何故?
    最初にでてくる使徒との戦闘の痕跡らしきものは?
    ラストに登場したリリスに似た使徒(?)は何者?
    旧作同様、謎が謎をよぶ展開になりそうですね
    リバースの時より続きが気になる・・・

  4. dorachan (投稿: 2007年09月02日 13時57分)

    冒頭の、ほんとに最初の海のカットで驚かされました。アレはいやでも甦るものがある。

  5. コロマル (投稿: 2007年09月02日 14時52分)

    正直前半部分はダレましたね。たった90分で本来180分ある話を詰め込もうとした上にあれだけ戦闘シーンに力入れちゃったらストーリーが置き去りにされてもある程度は仕方ないけど、あれじゃ初見の人はまさに「ポカーン」だったろうなと思いましたね。シーンとシーンの合間に何があったのか、TV版観てないとさっぱりわからないでしょう。どうせならトレースするんじゃなく、完全に別の話にしてしまえばよかったんじゃ、と思ったんですが・・・

    でもまあ、またあのキャラ達に会えたことは正直嬉しかったですね。あと、ヤシマ作戦のスケールアップぶりには度肝を抜かれました!やっぱ庵野神ですね!

  6. (投稿: 2007年09月02日 17時47分)

    葛城さんが最初からアダムを知っていて、アダムがリリスだったと気づくのはカヲルくんなのに最初から判明している。
    ストーリーのショートカットでしょうか?

    「:破」では6号機が出てくると言っていたので、
    量産機の出番は無い結末になるのでしょうか?

  7. ハイム (投稿: 2007年09月02日 18時07分)

    >竹さん
    シンジが第三新東京市に来たときに、既に第3の使徒が倒された後だったのかも知れません。
    最初の血のような赤い海、使徒を倒した時に溢れ出る“血”、TVシリーズ以上に“血のイメージ”が強いです。

    >dorachanさん
    「THE END OF~」のラストを思い出させるようなシーンを冒頭に持ってくるとは、かなり驚きました。上手いですね。

    >コロマルさん
    新訳「Ζ」みたいな再編集、ダイジェスト物では無いので、間のシーンは無いんじゃないしょうか?
    確かに旧シリーズの序盤をなぞってはいますが、旧シリーズと比較して無くなったシーンは“消された”という事ではなく、REBUILD後の「ヱヴァ」世界ではそんな出来事は起きていないのではないかと。

    >流さん
    旧シリーズでも地下の巨人が実は“リリス”である、という事をネルフ上層部は知っていた訳ですから、それが今回はミサトさんにも知らされている、という事ではないでしょうか。
    量産機はもしかしたら出ないかも知れませんね。企画書では、伍号機だか六号機が大陸ごと消滅、などと言うエピソードがありましたし。

  8. コロマル (投稿: 2007年09月02日 19時00分)

    >ハイムさん
    いえいえ、エピソードが切り捨てられてたとかって話じゃなく、何か展開の全てが唐突に起こり過ぎで説明不足というか・・・
    例えばミサトの家に引越したかと思ったら、次のシーンじゃいきなり学校で、その次はいきなりトウジに殴られるシーンで・・・旧作を知ってれば繋がるけど、新規の人達は「何であの子はシンジがパイロットって知ってるの?」みたいに感じたのでは?と。で、こんな感じのシーンの繋ぎ方が多く感じたんですよね。
    新規開拓、そして監督の言ってた本来アニメ業界がターゲットとすべき世代の取り込みを狙ってたんなら、ちょっと不親切だったような気が・・・
    これじゃやっぱ古参の連中しかわからないだろな~と。

    もちろん、古参の私は目頭熱くして帰ってきましたけどw

  9. toa (投稿: 2007年09月02日 20時19分)

    いや、逆に地下の巨人はアダムと考えてみてはいかがでしょうか??
    そして月にいたのがリリス。
     
    また三番目だね
    ↑カヲルがまた訳の分からないことを・・・・・
    来春までこの台詞のせいで議論は尽きそうにありませんな

  10. ハイム (投稿: 2007年09月02日 21時52分)

    >コロマルさん
    確かに不親切と感じるほどに展開が早かったとも思いますが、映画とは本来“説明”を省くものだと思うんです。映像が省略の芸術だとか言われますし。
    ただ、私たちのような旧作を知っているファンではなく、旧作を観たことがない人の感想を聞いてみたい、とは思います。

    >toaさん
    リリスとアダムが逆になっている、と。
    そういえば仮面のデザインも、月の巨人が旧リリスと同じになってましたね。
    “謎を散りばめて混乱させることはない”、などと制作発表の頃に大月プロデューサーが言ってましたが、結局謎だらけ。
    “また”がやはり引っかかりますね。連想されるのは“繰り返されている”などですが…さてどうなのでしょう。

  11. マグナカルタ (投稿: 2007年09月03日 12時06分)

    >コロマルさん
    >たった90分で本来180分ある話
    エヴァの1話って正味21分30秒ですから、実際には129分を93分にしたくらいです。
    そんなにたくさん刈り込んだわけではないですよ。

    >これじゃやっぱ古参の連中しかわからないだろな~と。
    それは古参だから言えるのではないでしょうか。
    テレビ版の「語らなさ」だって相当なものでしたよ。
    みんな初心者だったのに、頑張って食らいついていったわけで。

  12. エヴァ=太宰ガンダム (投稿: 2007年09月03日 13時49分)

     なにも変にインテリぶる必要はないと思うんですが(記事。すいません)。何年も経って、さすがに多少は頭も心も成長すると、旧エヴァはもはや受けつけなくなってたんですが(鑑賞後も)、初日初回を観てしまいました。やはり前半は食傷、ヤシマ作戦は単純に燃えましたね。でも、一番大切なシンジとレイの邂逅はちょっと・・・。キャラが新劇場版を演じてる感じでした。宇多田はすごくシンクロしてましたね。でも、やっぱり一番盛り上がったのは予告だったんじゃないでしょうか?
     ちなみに、一日はたいがい特別割引で千円だと思うんですが、前売り千三百円との差額ってのは、やっぱりナシついてたんでしょうか?あと、おまけの3Dカード(二百円相当)、券を剥がすと同時に傷モノに・・・どうなっとんじゃ~!ピンバッジもほしくなってきた~!劇場用広告も(ポスターと同じでちっちゃいの)無しんこだ~!また観たくなってきた~!(葛城ミサって何ですか?)

  13. ハイム (投稿: 2007年09月03日 18時14分)

    >マグナカルタさん
    一般的なTVアニメに比べても、語らない部分は多かったですよね。それを庵野氏のインタビューなどで補完していた部分もあったと。
    後追いなので、当時のことは全然分からないんですが、そんな印象を受けます。

    >エヴァ=太宰ガンダムさん
    今回はシンジ×レイよりも、シンジ×ミサトを描くことに比重が置かれていましたよね。その分、レイを含め他の人物との関わりが希薄だったとも思います。
    旧作の「シト新生」もそうでしたが、予告は最高ですね。劇場映画の予告編の、お手本みたいな物です。

    宇多田ヒカルの主題歌は、意外にも非常に合っていましたね。エンドロールで驚きました。

    そういえば前売りは1,300円でしたよね。ちょっと騙された感じもします。3Dカードは怖くて、まだ剥がしていません(笑)。

  14. (投稿: 2007年09月03日 18時20分)

    初日に観に行って来たのですが…人の多さにビックリしました、エヴァ人気健在で嬉しかったのです。

    >ハイムさん
    ラミエルの第六の使徒登場シーンで冬月が、残る使徒はあと8使徒と言ってましたが全部で13使徒??ではないでしょうか?

    使徒が倒されたときに出る血の色が、前回のサキエルでは緑色だったのが赤色に、LCLの色もオレンジから赤身のかかった色に変更されてた事を考えると…より人間に近い「血」の色になったのは…意味があるのかなと思ってしましました。

    最後の場面で、新世紀エヴァのリリスの顔に付いてるお面(ゼーレ紋章)が、ナゾの巨体に付いてましたが…あれはゼーレが送り込んでくる(カヲル君と一緒に)表向きは六号機(中身は使徒かな…と思ったり)新世紀エヴァでの量産機の代わりが六号機(色が白色でしたし)なのかなと…。

    全体の時間は、ちょっと凝縮し過ぎでは?と思いましたね、確かに戦闘シーンに迫力ありましたが、トウジがでてくる場面とか何だか違和感ありましたし…。新世紀エヴァを観てなかったら、理解できない人もいるのでは?

  15. 寝言 (投稿: 2007年09月03日 19時41分)

    少々ネタバレ気味なのでまだ観ていない方は飛ばしてください。
    今回の「序」はまさに再構築という感じ。映画でありがちな原作(エヴァの場合はTVシリーズ)は面白いのに映画は微妙なんてことになるんじゃないかと心配していたのですが、テンポが良くあまり気になりませんでしたね。
    小ネタ(漫画「働きマン」の雑誌JIDAIがミサトの部屋に置いてあったり)と遊びゴコロも満載。
    個人的に気になったのは、ミサトと戦自の関係、ドグマのリリス?の仮面が使徒のマーク、月のアダム?の仮面がTVのリリスのもの、予告のメガネ女がいた場所がユイの墓の前(見間違いかも)といったところでしょうか。もう一度くらい劇場で観たいですね。とにかく来年が楽しみです。

  16. ハイム (投稿: 2007年09月03日 21時04分)

    >乱さん
    あの時点でラミエルを倒せていなかったので、ラミエル含めて8体だと思ったんですが、実際どうなのでしょう。
    私は、月の巨人 = エヴァでは無いと思っています。3号機がバルディエルに侵食されるエピソードはあるみたいなので、六号機も中身が使徒になると、設定が少々被っているように感じられます。
    凝縮はされていたと思いますが、一見さんお断りで置いていきぼりにしている感じでは無かったと思います。劇場映画としてのテンポを重視した結果かと。

    >寝言さん
    “前作を超えられるのか”と言うのが最初に危惧した事ですが、むしろ比較する方が野暮でしたね。
    そうそう、「JIDAI」がありましたね(笑)。ああいう楽屋オチ的な小ネタは大好きです。
    感情が先行してしまった感じもしますので、もう数回観てみると、もっと色々発見があるかも知れません。とりあえず、今度の土曜日にまた行こうと思います。

  17. (投稿: 2007年09月04日 00時06分)

    解り易いエヴァを目指すんじゃ…と思いますが、謎解き?が無ければエヴァじゃないですし、既に「破」からの話が気になります。ほんまだ…六号機が使徒だと参号機と被りますね(笑)^^;
    小ネタというのか…今回はスポンサーの商品がやたら出てるのに気付いたんですが…ミサトさんの部屋は、小ネタだらけかも…、電車内の広告に、ドリトスが載ってる事はみれたんですがね。
    チケットはまだまだあるので(笑)…私も公開中は何回か行ってみようかと思います。

  18. ハイム (投稿: 2007年09月04日 18時45分)

    >乱さん
    無くなった伏線ですぐに浮かぶのは、初号機がシンジを守る描写が無かったぐらいですかね。
    スポンサー関係で遊んでいた印象です。UCCがやたらと目に付きましたね。細かいところをチェックするためには、劇場に足を運ぶしかないので、マニア心を上手くくすぐっているのかも知れません。

  19. ネタバレありと予想 (投稿: 2007年09月07日 15時01分)

    映画について自分なりの考察を書かせていただきます。
    まずいきなり第一使徒についてw自分なりに第一使徒は『全劇場版のシンジ』かと。
    前作のラストで世界は崩壊し、残された少年シンジがアダムに、少女アスカがイブとなり、
    二人だけが取り残された世界から長い時間を掛けて、繁栄したのが今回の新劇場版の世界であると思います。
    赤い海に覆われた今新劇場版の世界は、前劇場版のラストから続く世界の名残であり、登場人物は皆、シンジ(アダム)アスカ(イブ)の子孫末裔とも考えられます。
    最後に登場したカオルがリリスに対して『ひさしぶりだね』と言ったのは、前作から長い時間を掛けて、再び再会したリリスに対しての反応とも考えられます。
    第一使徒がシンジなら、ポジション的に、リリスは前作の『レイの成れの果て』という可能性もあるかもしれません。仮面の下はレイの顔とか。
    つまりエヴァの世界は崩壊と繁栄を繰り返している無限回帰の世界ではないかと思うのです。これが事実なら死海文書の存在理由も納得できるのでは?と。
    シンジが死海文書に、自分達に起きた出来事を書き記しそれを後世に伝承させていったとか?冬月の運命の仕組まれた子供達発言?も、既に彼らの運命は文書で知っている、そして過ちは繰り返される?という意味かもしれません。
    そして今回のゲンドウの目的は、予定された未来『シナリオ』を打破することかもしれません。何気に今回のゲンドウの『次はレイに近ずけてみるか。』とか前作のシナリオにチャチャを入れているような気がするのですがw
    正に前作からの設定を一部受け継ぎ再構成された正当な「続編」かもしれないと思います。

  20. ハイム (投稿: 2007年09月07日 18時21分)

    仮にそういった設定のもとに作られていたとすると、物凄い壮大な作品になりますね。あまり他の作品と比較するのもよくないと思うのですが、「ひぐらしのなく頃に」を思い出してしまいます。
    結局4部作が完結するまで、あるいは完結しても、庵野氏はそういった作品設定自体について語ることはあるのでしょうかねぇ。完全に視聴者に解釈を委ねてしまうのを良いですが、やはり明確な“答え”が無いと、歯がゆく感じます。

  21. ネタバレありと予想 (投稿: 2007年09月07日 20時22分)

    「ネタバレありです!」カヲルのラストの台詞『また3人目か~』発言は、TV版→劇場版→新劇場版、3度目の復活という意味かと。 『またキミに会えるのを楽しみにしているよ。碇シンジ君』の台詞もそれを匂わせている気がするんですがね~
    あくまで予想ですがねw

  22. とあ (投稿: 2007年09月07日 21時32分)

    それでは「また」の説明になってませんね
    また、あのときシンジが「ループ」を望んだとは到底思えません
    気になるのはキールの「死海文書・外典」発言ですね

  23. tukasa (投稿: 2007年09月07日 21時59分)

    感想

    自分自身、反発的に見てしまったトコロもある。劇場の感想は意外にも上々、鑑賞した映画館も世代を超えて、たくさんの人が見ていた。時には長蛇の列になったりもして。

    CGもちょっと違和感があるけど、奇麗(引きはセルでも良い気がした)。ショックだったのは爆発エフェクトの作画が描き込みが少なかった事(庵野監督ならやっぱりエフェクト)。色彩は高星さんが関わっていないようなので、とてもショックでした。

    勢いがあった10年前の劇場は、画面から出る迫力にただ感無量でした、とくにIGが参戦していたので繊細さが加わっていた気がします。
    今見直して思うのはアニメよりドキュメンタリーな10年前。

    今回の新劇場版を象徴して言えるのは、アニメのエヴァ、ドラマティックなエヴァです。特にシンジに対する接し方が違います(TVではシンジを潰すセリフが多すぎた気がします)。

    クオリティは10年前の方が好いかもしれない。
    でも今エヴァを創り直し、物語として新たに捉えるには

    価値がある事だと今は思います。

  24. ハイム (投稿: 2007年09月08日 00時15分)

    >21.ネタバレありと予想さん
    >22.とあさん
    シンジが新世界におけるアダムであったとしても、やはりループは望まないでしょうね。
    「死海文書・外典」の「掟の書」に以降した、っていう発言でしたっけ。“ここから前の世界と違った方向に分岐していきますよ”みたいな意味と、私は捉えています。

    >tukasaさん
    CGは良かったと思いますよ。ガイナックス作品でCGを導入した失敗例として「トップをねらえ2!」を思い出してしまったのですが、2Dとかなり馴染んでいたと思います。
    周りの人間のシンジへの接し方、特にミサトさんの接し方がより保護者っぽくなっていましたね。ヤシマ作戦の前にトウジのケンスケからの応援メッセージはベタにし過ぎだと感じましたけれど(笑)。
    4部作の序章なのでまだ何とも言えないですが、「急」、「破」と公開されるに従って、賛否両論がどんどん分かれそうです。

  25. ネタバレありと予想 (投稿: 2007年09月08日 16時05分)

    >>22とあさん
    >>24ハイムさん 長文失礼します。
    『ループは望んでません、結果論では?前劇場版の終劇解釈含みます』
    前劇場版の終盤で、ゼーレの補完計画により人類は補完されますが、シンジはそれを否定し再び他人の復活を望ます。母に頬を撫でられ「もういいのね?」と問われ、再び他人と付き合っていく覚悟を母に告げ、LCLから解放されます。しかし目覚めたその先に待っていたのは、包帯を巻いたアスカだけ・・・。なぜなら、補完計画を否定したのはシンジとアスカだけで、他の人々は補完を受け入れ、自分のイメージを取り戻す事が出来ず、人間として復活する事はありませんでした。つまりシンジの望んだ他人の復活は、「人々の復活」では無く、「アスカ」個人として表現されてしまったのです。が、自分の思っていた人々の復活という『夢』はなされず、一番理解出来ない他人、アスカのみの復活という『現実』の裏切り対して、シンジはしばらく唖然とします。そしてシンジは、一番理解出来ない他人、アスカに対して「やっぱり現実は僕を裏切るんだ、だから他人は理解できない、一緒に生きていくのが怖い、嫌い、特に君は・・・」という思いをアスカの首をしめるという行為で表現します。でもアスカの手が頬を撫でた時(母と同じジェスチャー)、再び他人と生きていく覚悟を決めた自分を思い出します。「やっぱり僕には他人が必要、自分のイメージを作り出すには他人が必要、それにまた会いたいと思ったから・・・」アスカの首から手を離し泣き崩れます。そしてその反応は「気持ち悪い・・・」人間は、自分のイメージを作るために、他人が必要でありながらも傷つけ、恐れます。でも、そのジレンマと共に、理解できない他人と共に何度もぶつかり合いながらも生きていかねばならない。それが現実。そして再び他人との生活が始まる・・・。「終劇」 で、その延長線にあるのが新劇場版の世界では無いかと思うのですが・・・。
    シンジが意図的にループを望んだのでは無く、補完計画のせいで、結果的にループになってしまったと思うのですがどうですか?

  26. toa (投稿: 2007年09月08日 17時07分)

    あなたを否定したいわけではないのですが僕の言い方が気に障るようでしたらごめんなさい・・・・・
    僕の妄想ですが
    「碇・・・綾波・・・碇レイ・・・シンジ」
    と訳の分からない描写がありましたよね
    冬月先生の
    「仕組まれた子供たち」発言もそうですが
    シンジもまた、「作られた子供」なんじゃないでしょうか
    シンジだけ前作の記憶がないのもおかしいですし、
    僕は「また三人目か」
    =前回は3チルドレン、今回は第三使徒
    ということかと

  27. ねたばれ (投稿: 2007年09月08日 19時52分)

    >>26さん
    綾波シンジとかも言っていましたしね。それもおもしろい予想ですね。
    僕の言いたいのは、前作のシンジと今作のシンジは別人で、子孫か何かなのではないかと。 遺伝子のループ形状の用に、別のシンジではあるが、前回のシンジと全く同じ個体のシンジが誕生しているのでは?つまり前作と今作のシンジは別個の存在で、碇シンジの誕生と死が繰り返されしいるのでは?と
    終劇の後のシンジが長々と生きて、今作でまたエヴァに乗るという意味ではありません。あくまで前作と今作のシンジは別個の存在と言いたいんです。
    まあ、単なる僕の妄想なんですがね

  28. きしだ (投稿: 2007年09月08日 22時30分)

    断ったほうが良いんでしょうか、ネタバレです

    省略とかは良かったと思います
    トウジのシーンも、トウジという人がわかるシーンになってると思いましたし(個人的には旧作よりも)、ああパイロットってわかったんだな、という事実さえあれば説明もあれで十分かと。FLCLみても思いました。

    ミサトのシンジへの接し方が、一番変わった点かなと思いました。作品として。ああ、「あの」客への悪意に満ちた劇場版じゃないんだな、と。

    満足でした。もっかい観たいです。2発目を打ちにライフルに向かうシンジ(初号機)。

    ただ庵野にもっとしゃべって欲しいですね、個人的に。考え方が知りたいです。おっしゃる通り作品は語ってますし僕も思いますが、声明では「新しくアニメ作品をつくる理由」は書いてありますが「新しくエヴァをつくる理由」は書いてませんから。露出の無さが極端ですね。パンプもディティールについては豊富ですが内容については皆無と言っても良い。

    あと新キャラはデザインもっと頑張ってほしかったですねw。全然悪くはないと思いますがレイとアスカのインパクトと比べてしまうとどうも。


    ビールにキリンも混じってた。

  29. ハイム (投稿: 2007年09月09日 11時16分)

    >25. ネタバレありと予想さん
    一概に“ループを望んでいなかった”とは言えなくなりますね。順を追っての説明で分かり易く、特に異論は無いです。

    >26. toaさん
    シンジに前の世界の記憶が無いのではなく、“記録”として死海文書から読み取った情報をネルフ上層部やゼーレが持っているだけで、記憶が継承されている訳では無い気がします。
    記憶の事は置いておいても、“仕組まれた子供”に関しては面白いと思います。

    >27. ねたばれさん
    “一度宇宙が終焉を迎えて、再び起こったビッグバンによってパラレルワールド的な新しい宇宙が誕生、前宇宙が再生されて同じような歴史が繰り返される”という説を聞いたことがあります。生物も皆、再生されると。
    別のシンジではあるけれど、全く同じ個体という考え方はその通りだと思います。

    >きしださん
    視聴者への悪意は感じなかったですね。冒頭の赤い海とか、悪ふざけ的なものはありましたけれど(笑)。
    露出が少ないというか、所信表明以外の「ヱヴァ」に対する庵野発言が無いですよね。まさか舞台挨拶も無く、パンフレットにも何も載っていないとは思いませんでした。
    4部作完結まで、このまま沈黙を続ける様な気がします。旧作では監督が語りすぎて、その部分が大きくなり過ぎてしまっていた事の反発かと。
    キリンが混ざっていたんですか、全然気付きませんでした。やはりもう1度観に行かないと駄目ですね…。

  30. eg@ (投稿: 2007年10月14日 18時02分)

    はじめまして。
    先日の土曜日、歌舞伎の方で鑑賞したのですが、
    フィルムが新調されている気がします。ノイズがなくなっていたので。
    もしそうだとしたら、製作者サイドに感服ですよ。

    ※もう7回も見ていて軽く病気ですw。回数券とかないかしら。

  31. ハイム (投稿: 2007年10月15日 01時46分)

    はじめまして。
    上映館が増えたのに併せて、プリント数も増えたのでしょうか。偶然に頼るしかなさそうですが、是非お目にかかりたいです。
    7回は凄いですね(笑)。マニア、リピーター向けの回数券は需要がありそうです。

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