『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』をはじめとした庵野秀明作品のファンサイト
CONTINUEの「ハチミツとクローバー」特集号に併録された記事。
「ロボットに乗る」という夢。はたして、その夢は遠いのか近いのか。その距離を知りたくて、庵野秀明さんと共に群馬までロボットに会ってきました――。
(取材へ向かうJR吾妻線に揺られながら……)
―あとちょっとで、実際に2足歩行で動くランドウォーカーと対面するわけですが。
- 庵野
はい。
―期待感とかありますか?
- 庵野
期待感というか、どれだけのモノなのかっていうのは気になりますね。ニュースかなんかで見たんだけど、確か値段が3600万円ですよね。高級車買えちゃいますよ。
―確かに(笑)。でも、楽しみですね!
- 庵野
ええ。
―ところで、庵野さんは、アニメやマンガに搭乗するロボットで、乗ってみたいものはありますか?
- 庵野
(ちょっと考えて)……マジンガー(Z)かな。
―マジンガー! なぜですか?
- 庵野
(頭の)てっぺんが操縦席で、見晴らしもいいじゃないですか。
―お腹とかにコクピットがあるよりは、てっぺんにコクピットがあるほうがいいんですか?
- 庵野
なんか、密閉型に入っちゃうと、部屋にいるのと一緒な感じがしちゃうんですよ。
―あははは(笑)。
そしてランドウォーカーと対面、搭乗した庵野さん。ランドウォーカーの開発担当者である榊原機械の南雲さんとお話をすることに……。
―どうですか? 実際にランドウォーカーに乗ってみて。
- 庵野
移動とか操作は、ちょっと遠慮させてもらいましたけど、乗ったときのコクピットの高さと感覚、ハッチの開閉とかイイですね。あとランドウォーカーが動くと近所の犬が駆動音に反応して吠えるのも含めて、イイ音してます(笑)。シビレますね。
―そもそも、なぜ、このランドウォーカーを作られたんですか?
- 南雲
ウチは小さい会社なんですけど、作業用機械の他にアミューズメント用のロボットも作っているんですね。そこで「人が乗れたほうが面白そうだ」って思い、作ったんです。アアミューズメントで遊ぶ分には、足を上げない「擦り足歩行」でも問題ないですしね。そして、手や足で相手のロボットや標的をどうこうするっていうわけではなく、アミューズメントとしてスポンジボールが出る砲身も作ったんです。でも、すぐに売ろうっていうわけではなく、安定性や安全性をより高めていきたいと思っているんです。
―庵野さん、1台どうですか!
- 庵野
さすがに置く場所ないですよ。それに、その前に支払わなきゃいけないものが一杯あるんで(笑)。でも、本当にどこかのテーマパークとかが買ったら面白いですよね。今日はいいモノを見せていただきました。
- 南雲
こちらこそ、庵野さんに見ていただけるなんて……。ありがとうございました!
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